台風や大雨など自然災害によって赤土等が畑から
流出するため、流出を完全に止めることはできません。
そのため赤土等流出問題に係る全ての利害関係者が
赤土等流出問題を認知し、それぞれができる対策を
継続して続けていく必要があります。
沖縄の“美ら海”は、やんばるの森に代表される生物多様性の豊かな自然、パインやサトウキビなどの産業や
やちむんなどの文化などから形成され、
その“美ら海”には沖縄特有の「赤土等」の
大切な存在があります。
その大切な「赤土等」は、大雨時に主に農地から
流出しエメラルドグリーンに広がる“美ら海”が
危機に瀕しています。
このプロジェクトは、沖縄の大切な「赤土等」を守る活動を、県民の“ゆいまーる”精神の繋がりによって様々な
主体が参加する新たな仕組みを構築し、
子どもたちの人材育成等とも連携させていきます。
赤土は、シーサーや赤瓦の材料、サトウキビやパイナップルの畑で使われており、沖縄の大切な資源です。
でも、大雨や台風で畑の赤土が海へ流れてしまいます。大切な島の土だから、大切な海へは流さない。それが当たり前の社会を目指して、私たちは地域と協力しながら守り続けます。