【石垣市】土壌保全の日イベントを行いました!
2023.08.23
イベント 農業活動コーディネーターの活動紹介2023年8月16日(水)に、石垣市で土壌保全の日イベントが行われました。
県内では土壌の流出を防ぐことを目的に「土壌保全月間(5月の第3月曜日から30日間)」が
設けられており、赤土流出防止の啓発のため各地でイベントが開催されています。
今回は、この土壌保全月間の関連イベントが石垣市で行われました。
会場は石垣市役所の1階。
最初に、主催の八重山農林水産振興センターからご挨拶があり、
その後みんなで動画鑑賞を行いました。
動画は、赤土対策で使われるベチバーという植物の二次活用を紹介する内容です。
(YouTubeでも公開しています:https://youtu.be/cDbW0nd6aHA)
レポーターの方が赤土対策をPRするために指令をクリアしていく内容で、
指令をクリアする度に、子どもたちから拍手がありました!
その後、会場に設置している展示物やVR体験を案内して、
赤土問題や対策活動、対策を持続的に行う仕組みづくりについて理解を深めました。
VRは赤土で濁った海の中を体験する内容。
赤土が流れた海中の様子はなかなか見る機会がないので、
「こんなに濁ってるんだ!」という驚きの声がありました。
展示コーナーでは、赤土対策で使われるベチバーの二次活用として、
ベチバークラフト品やカツオの藁焼きの紹介を行いました。
ベチバーを燃やして作るカツオの藁焼きは、期間限定で石垣市内で食べることもできます!
また、石垣市では新しい取り組みとして、
やちむんでベチバーを活用しようと試行錯誤しています。
ベチバーを巻きつけて焼くとやちむんに独特な色合いができるんですって!
ベチバーの可能性が広がりますね。
イベントは子どもたちを中心に、一般の方にも来場いただきました。
関係者の方からは「VRの反応が良かった!」「また同じようなイベントをやりたい!」との声もありました。
楽しみながら赤土対策を知って、楽しく応援できるような社会を目指したいですね。