SPSS | 赤土流出防止プロジェクト

RED SOIL 沖縄県の赤土等流出対策

SPSS

SPSSは、Suspended Particles in Sea Sediment(海域底質中の懸濁物質含有量)のことで、海域における赤土等の堆積状況を判断する指標です。

数字が大きくなるほど、堆積量が多く、海域の状況が悪くなります。
SPSSを9つのランクに分類したものが以下の表で、ランク6以上は明らかに人為的な赤土等の流出による汚染と判断されます。

SPSS、SPSSランクと対応する底質状況および
その他参考事項

※沖縄県赤土等流出防止対策基本計画 中間評価 平成31年1月 沖縄県より抜粋

SPSSランクと底質状況・周辺環境

※沖縄県赤土等流出防止対策基本計画 平成25年9月 沖縄県より抜粋

平成21~23年の赤土等堆積状況調査では、沖縄県の全海域(110海域)のうち55%の海域が、人為的な影響で赤土等の流出があると判定されています(SPSSランク6以上)。

特に沖縄本島周辺、久米島周辺、石垣島周辺、西表島周辺、伊平屋島・伊是名島周辺においては、半数以上の海域でSPSSランク6以上となっています。
なお、宮古島周辺、慶良間諸島周辺においては、清浄な海域が比較的多い傾向があります。

最大SPSSのランク別割合(H21〜H23年度調査)

※赤土等流出防止パンフレット 未来につなげよう美ら海の恵みより抜粋

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