流出量の推移 | 赤土流出防止プロジェクト

RED SOIL 沖縄県の赤土等流出対策

流出量の推移

条例施工後、沖縄における赤土等の推定年間流出量は、条例施工前の平成5年度(1993年度)では52.1万トン、施工後の平成13年(2001年)は38.2万トン、平成23年度(2011年度)には29.8万トン、平成28年度(2016年)は27.1万トンと減少傾向にあります。

赤土等の年間流出量(推計値)

※美ら島沖縄 2020年6月号より抜粋

平成28年度(2016年度)の赤土等流出量のうち農地の占める割合は84%となっており、農地における対策が急務となっています。

「沖縄県赤土等流出防止対策基本計画」で年間の流出量を16.8万トンへ減らすことを目標にしています。

平成6年(1994年)に「沖縄県赤土等流出防止条例」が制定されてから少しずつ減少していますが、まだ目標数値まで削減できていないのが現状です。

赤土等の流出源

赤土等の海への流出は、80%以上が農地からと推計されています。

農地では、収穫後や更新時、播種時は土がむき出しの状態になっており、その時に雨が降ると簡単に土が海へ流れてしまいます。

農地以外からは、開発事業や米軍基地などから流出しています。

農地からの流出を防ぐことが、沖縄県全体の赤土等流出量を減らすためにとても重要です。

平成28年度の流出源別赤土等流出割合

※沖縄県赤土等流出防止対策基本計画 中間評価 平成31年1月 沖縄県より抜粋

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